2017年 11月 03日
ゆうくんのお散歩(429)2014.11.3
しかし、発作は収まったかに見え、18時40分頃(ブログの投稿時間から推定)には、こうして、いつものようにへそ天で、すやすや眠っていました。
そして、目覚めたゆうくんは、いつものようにお散歩をせがみました。
「いつもの発作とは違う」という思いが頭から離れず、ずいぶん逡巡しましたが、意を決して、20時40分頃、ゆうくんを抱いて外に出ました。
6枚の写真と短い動画(ブログで公開済み)が残りました。
足元がおぼつかない様子で、いつもよりずっと短い距離で切り上げざるを得ませんでした。
それでも、ゆうくんはがんばって歩きました。
立ち止まって、歩き慣れた散歩コースを愛おしげに見つめていたゆうくん。
恐らく、からだは本当につらかったことと思います。
しかし、ゆうくんは自分がてんかんであること、病状が予断を許さないことなどわかろうはずもありません。
ただ、ただ、歩きたかった。
いつものように、お散歩がしたかった。
だから、ゆうくんは歩きました。
最後の命の火を燃やすかのように自分の足でしっかり歩いて、「ゆうくんのお散歩」にみずから幕を引いたのでした。
これが、最後のお散歩になりました。
---
by pomedukeyu
| 2017-11-03 08:38
| ゆうくんのお散歩